乳歯はどの歯から抜けていく?生え変わる順番と年齢ごとの目安を紹介

乳歯はどの歯から抜けていく?生え変わる順番と年齢ごとの目安を紹介

「そろそろ歯が抜けるはずなのに、まだ抜けない…」「抜ける順番ってあるの?」と、お子さんの歯の生え変わりが気になっている保護者の方は多いのではないでしょうか。

結論からお伝えすると、乳歯が抜け始めるのは一般的に6歳前後が目安で、上下の前歯から始まり、奥歯へと向かっておおよそ決まった順番で進んでいきます。すべての乳歯が永久歯に生え変わるのは12〜13歳ごろが目安とされています(個人差があります)。

この記事では、乳歯が抜ける順番・時期のスケジュール、注意が必要なサイン、そして生え変わり期に気をつけたいポイントをわかりやすく解説します。

  • ✅ 乳歯が抜ける順番と年齢ごとの目安がわかる
  • ✅ 「なかなか抜けない」「順番が違う」場合の対応がわかる
  • ✅ 生え変わり期に家庭でできるケアのポイントがわかる
目次

乳歯が抜ける時期、うちの子は大丈夫?よくある不安と疑問

「クラスのお友達はもう歯が抜けているのに、うちの子はまだ…」という声はとても多く聞かれます。生え変わりの時期には個人差があり、早い子は5歳台で前歯がグラつき始め、遅い子では7歳を過ぎてから最初の乳歯が抜けることもあります。

「抜けるのが早すぎる」「遅すぎる」と感じるとき

乳歯が抜ける時期は、お子さんによって1〜2年程度の差があることはごく自然なことです。ただし、4歳以前に乳歯がぐらつき始めた場合や、13〜14歳になっても乳歯がまったく抜けない場合は、一度歯科医院でご相談されることをおすすめします。

「順番が違う気がする」と感じるとき

一般的な生え変わりにはおおよその順番がありますが、それより少し前後する場合は多くの場合、問題ありません。気になるときは記録をつけておき、健診のタイミングで歯科医師に確認するとよいでしょう。

乳歯は全部で何本?永久歯に生え変わる本数は?

乳歯は上下合わせて全部で20本あります。そのうちの20本すべてが永久歯に生え変わるわけではなく、奥歯の一部(第一大臼歯・第二大臼歯)は乳歯がなく永久歯として新たに生えてきます。永久歯は親知らずを除くと28本が標準です。生え変わりのスケジュールを正しく知っておくことで、日ごろのケアにも役立てられます。

乳歯の生え変わりが気になる方は、当院の小児歯科ページをご覧ください。

乳歯が抜ける仕組みと順番のしくみを知ろう

乳歯がぐらぐらして自然に抜けるのは、その下から永久歯が育ってきて、乳歯の根っこを少しずつ溶かしているためです。この根が吸収されていく現象を「歯根吸収」といいます。乳歯は根が溶けることで支えを失い、自然にぐらついて抜けていきます。

Point 01 乳歯が抜ける順番の基本ルール
下の前歯から始まり、だいたい前から奥へと進む

乳歯が抜ける順番は、一般的に「下の前歯(乳中切歯)→上の前歯→下の側切歯→上の側切歯→下の犬歯→第一乳臼歯→第二乳臼歯」という流れが多く見られます。上より下の歯が先に抜けることが多いのも特徴のひとつです。

Point 02 年齢ごとのおおまかな目安
6歳〜12歳の間に生え変わりが進む(個人差があります)

下の乳中切歯(前歯)が抜け始めるのが平均6歳前後。その後、前歯・犬歯・奥歯の順に変わっていき、第二乳臼歯(一番奥の乳歯)が抜け終わるのは11〜12歳ごろが目安とされています。ただし、個人差が大きいため、多少前後しても問題ない場合がほとんどです。

Point 03 乳歯と永久歯が同時に見える時期がある
「二重歯列」は一時的なことが多い

乳歯が抜ける前に永久歯が生えてきて、歯が2列に並んで見えることがあります。これはよくある状態で、多くの場合は乳歯が自然に抜けることで永久歯が正常な位置に移動していきます。ただし、乳歯がなかなか抜けない場合は歯科医院でご確認ください。

生えたばかりの永久歯を虫歯から守りたい方は、シーラントについての記事をご覧ください。

Dental clinician wearing a mask and gloves treats a patient with dental instruments, monitor showing a dental image in the background.

乳歯が抜ける時期・順番の詳しいスケジュール

6〜8歳ごろ:前歯の生え変わり時期

最初に生え変わるのは下の前歯(乳中切歯)で、平均6歳前後にぐらつき始めます。続いて上の前歯も同時期に動き始めることが多く、この時期に「歯が抜けた!」と気づくケースが最も多くなります。

また、6歳前後には乳歯の奥(第二乳臼歯のさらに奥)に「6歳臼歯(第一大臼歯)」が新たに生えてきます。これは乳歯が抜けるのではなく、永久歯として初めて生えてくる歯です。生え始めは磨きにくく虫歯になりやすいため、特に注意が必要です。

8〜10歳ごろ:犬歯周辺の生え変わり時期

前歯の生え変わりが落ち着くと、次は下の側切歯・上の側切歯が生え変わり始めます。その後、犬歯(いわゆる「糸切り歯」)や第一乳臼歯の生え変わりが続きます。この時期は生え変わりが一段落したように見えることもあり、油断しがちですが、永久歯のケアをしっかり続けることが大切です。

10〜12歳ごろ:奥歯の生え変わりが完了する時期

最後に生え変わるのが第二乳臼歯(一番奥の乳歯)で、11〜12歳前後が目安です。この歯が抜けて永久歯に置き換わると、乳歯の生え変わりはほぼ完了となります。また、12歳前後には「12歳臼歯(第二大臼歯)」も新たに生えてきます。これも乳歯の生え変わりではなく、新しく永久歯が生える大切なタイミングです。

⚠ こんな場合は歯科医院への受診をご検討ください

  • 乳歯が抜けたのに、しばらく経っても永久歯が生えてこない
  • 永久歯が生えているのに乳歯がまったくぐらつかない
  • 歯が抜けた後、出血が長く続く
  • 抜けた後の歯茎が腫れたり、痛みが続いたりする
  • 永久歯がとても離れた場所から生えてきている

生え変わり期に家庭でできるケアのポイント

グラグラしている乳歯、無理に抜くのはNG?

乳歯がグラついていると、お子さん本人や親御さんが手で引っ張って抜こうとすることがありますが、根がまだ残っている段階で無理に抜くのは避けましょう。歯茎を傷つけたり、炎症の原因になったりする場合があります。十分にグラついていて、触れるだけで今にも取れそうな状態になってから自然に外れるのを待つか、歯科医院で処置してもらうのが安心です。

生え変わり期の歯みがきが特に大切な理由

生え変わりの時期は、乳歯と永久歯が混在している「混合歯列期」です。この時期は歯の高さがバラバラで磨き残しが多くなりやすく、永久歯の虫歯リスクが上がりやすい時期でもあります。特に生えたばかりの永久歯は表面のエナメル質がまだやわらかく、虫歯になりやすい性質があります。

親御さんが「仕上げ磨き」をしてあげることで、磨き残しを減らすことができます。お子さんが自分で磨いた後に、仕上げとして親御さんが磨いてあげる習慣を続けることが大切です。

定期的な歯科健診を続けることの大切さ

生え変わりが順調かどうか、隠れた虫歯がないかどうかは、家庭での観察だけでは把握しきれないことがあります。定期的に歯科医院でチェックを受けることで、生え変わりの状況を専門家が確認し、問題があれば早めに対応できます。健診の目安は3〜6ヶ月に1回程度が一般的です(個人差があります)。

歯医者へ通い始める時期が気になる方は、小児歯科の受診目安についての記事をご覧ください。

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よくある誤解:乳歯はいずれ抜けるから虫歯になっても大丈夫?

「どうせ生え変わるから、乳歯の虫歯は放っておいても大丈夫」と考える方が一部いらっしゃいますが、これは大きな誤解です。乳歯の虫歯を放置すると、さまざまな悪影響が出る可能性があります。

✅ 乳歯をしっかりケアするメリット

  • 永久歯が生えるスペースを正しく確保できる
  • 噛む力が育ち、顎の発達をサポートできる
  • 言葉の発音・発達をスムーズに助けられる
  • 永久歯が虫歯菌に感染するリスクを下げられる
  • 口腔ケアの習慣が身につき将来の歯の健康につながる

❌ 乳歯を放置した場合のリスク

  • 乳歯が早期に抜けると永久歯のスペースが失われやすい
  • 隣の歯が倒れ込み、歯並びが乱れやすくなる
  • 虫歯菌が永久歯に感染するリスクが上がる
  • 噛む力が弱まり、食事・発育に影響することがある
  • 歯根の炎症が永久歯の萌出に影響する場合がある

「乳歯はいずれ抜けるから」という考え方ではなく、乳歯を大切に守ることが永久歯の健康につながるという視点でケアを続けることが大切です。

Modern waiting area with black leather chairs arranged around a dark coffee table, white walls, and a large flat-screen TV mounted on a stone-clad pillar; several potted plants nearby.

東京都品川区小山の西小山歯科クリニックのこだわり

西小山歯科クリニックでは、お子さまが「歯医者は怖くない」と感じていただけるよう、治療環境と丁寧な説明の両面から取り組んでいます。

  • 🦷
    キッズルーム完備・広い個室診療室:お子さまが安心して過ごせるキッズルームを設けています。また診療室は広い個室タイプですので、プライバシーに配慮した環境でゆったりと治療を受けていただけます。
  • 💉
    痛みへの配慮を大切にした治療:電動注射器・表面麻酔・麻酔薬ヒーターを組み合わせることで、注射の痛みをできるだけ和らげる工夫をしています。歯科治療への恐怖心が強いお子さまにも、できるかぎり負担の少ない治療を心がけています。
  • 📱
    アニメーション動画・口腔内写真による分かりやすい説明:専用の動画アニメーション(ナビック)や口腔内写真を使って、治療内容をわかりやすくご説明しています。お子さまご自身が「なぜこの治療が必要か」を理解することで、治療への協力を引き出しやすくなります。
  • 📅
    土日も診療・急患対応も可能:平日はお仕事や学校で通院が難しいご家族のために、土・日も診療を行っています。また予約なしでも急患対応が可能ですので、お子さんの歯のトラブルが突然起きたときにもご相談いただけます。
  • 🔬
    CT・光学スキャナー(iTero)等の設備:より精度の高い診断・治療ができるよう、CT・光学スキャナー等を導入しています。お子さんの生え変わりや歯並びの確認にも活用しています。

👨‍⚕️ 院長・長岡歯科医師からのコメント

「お子さまの治療にも力を入れています。乳歯の時期から正しいケアの習慣を身につけ、永久歯もきれいで健康な状態を保っていただけるよう、治療だけでなく大切な歯のケアをサポートできるよう努めてまいります。いつまでも健康な笑顔でいられるように、予防を大切にした診療でお口の健康を守るお手伝いをさせてください。東京都品川区小山にお住まいの方はもちろん、西小山駅周辺から通院されている多くのご家族のお力になりたいと考えています。」

よくあるご質問(FAQ)

Q 乳歯が抜けないまま永久歯が生えてきました。どうすればいいですか?
A 乳歯が残ったまま永久歯が生えてきた場合(いわゆる「二重歯列」)は、乳歯が自然に抜けるかどうかをしばらく様子見するのが一般的です。しかし、数週間経っても乳歯がぐらつかない、永久歯がどんどん奥から生えてきているといった場合は、歯科医院を受診してご相談ください。乳歯の抜歯が必要かどうかを歯科医師が判断します。
Q 乳歯が抜けた後、出血が止まらない場合はどうすれば良いですか?
A 乳歯が抜けた直後は少量の出血があるのは自然なことです。清潔なガーゼやティッシュを抜けた部分に当て、10〜15分ほど軽く咬んで圧迫してください。それでも出血が続く、または量が多い場合は、歯科医院にご相談ください。うがいをしすぎると血が固まりにくくなるため、しばらくは強いうがいを控えることも大切です。
Q 子どもの歯並びが気になります。矯正はいつから始めるべきですか?
A 矯正治療の開始時期はお子さんの歯並びの状態や顎の発育具合によって異なります(個人差があります)。一般的に、乳歯と永久歯が混在している「混合歯列期」に顎の成長を利用した矯正を行う場合もあれば、永久歯が生えそろってから始める場合もあります。まずは歯科医師への相談が大切です。当院では小児矯正相談も受け付けておりますので、お気軽にご相談ください。

📌 この記事のまとめ

  • ✅ 乳歯が抜け始める目安は6歳前後で、下の前歯から始まるケースが多い(個人差あり)
  • ✅ 生え変わりの順番は「前歯→犬歯→奥歯」の流れがおおよその目安
  • ✅ 乳歯の虫歯を放置すると永久歯の健康に影響することがある
  • ✅ 生え変わり時期はグラつきや二重歯列など変化が多く、定期健診が特に大切
  • ✅ 心配なサインがあれば早めに歯科医院へ相談することが安心への近道

お子さまの歯の生え変わりが気になったら、お気軽にご相談ください

東京都品川区小山の西小山歯科クリニックは、土日も診療・急患対応も可能です。お子さまのペースに合わせた丁寧な診療で、歯の生え変わりをサポートします。24時間WEB予約で、いますぐご予約いただけます。

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