子供が歯ぎしりをするのはなぜ?年齢別の原因と家庭でできる対処法の目安

子供が歯ぎしりをするのはなぜ?年齢別の原因と家庭でできる対処法の目安

「夜中に子供がギリギリと歯を鳴らしている…」そんな音に気づいて、不安になってしまう親御さんは多くいらっしゃいます。

結論からお伝えすると、子供の歯ぎしりのほとんどは成長の過程で自然におさまることが多いものです。特に乳幼児〜小学校低学年のお子さまに見られる歯ぎしりは、歯の生え変わりや顎の発達に伴う一時的な反応と考えられています。ただし、継続期間や歯の摩耗の程度によっては歯科での確認が必要なケースもあります(個人差があります)。

この記事では、子供の歯ぎしりの主な原因・仕組み・自宅での対処法・歯科を受診すべき目安まで、わかりやすくまとめました。

  • ✅ 子供の歯ぎしりが起こる主な原因
  • ✅ 自宅でできる対処法と歯科受診の目安
  • ✅ 放置するリスクと歯科でできるサポート
目次

子供の歯ぎしり、こんな場面で気になっていませんか?

「うちの子だけ?」という不安はよくある悩みです

夜中に子供部屋から「ギリギリ」「キリキリ」という音が聞こえてきて、思わず起き上がってしまった…という経験をお持ちの親御さんは少なくありません。昼間は元気に過ごしているお子さまが、眠っている間にあんな音を立てているなんて、と驚かれる方も多くいらっしゃいます。

子供の歯ぎしりは珍しいことではなく、乳幼児期から学童期にかけて多くのお子さまに見られる現象です。調査によっては、子供の約2〜3割が何らかの歯ぎしりを経験するとされており、「うちの子だけがおかしいのでは」と心配しすぎる必要はありません。

歯ぎしりが気になる「よくあるシーン」

親御さんから多くお聞きする場面としては、以下のようなものがあります。

  • 就寝中にギリギリという音が聞こえる
  • お昼寝のときにも歯を食いしばっている様子がある
  • 朝起きると顎が痛いと子供が訴える
  • 乳歯が欠けていたり、擦り減っているように見える

このような場面に心当たりがある場合、まずは原因をしっかり理解することが大切な一歩です。原因によって対処法も変わってきますので、以降で詳しく見ていきましょう。

よくある誤解:「歯ぎしり=カルシウム不足」は本当?

「歯ぎしりはカルシウムが足りないサイン」という話を聞いたことがある方もいるかもしれません。しかし、カルシウム不足と歯ぎしりに直接的な科学的関係は現在のところ認められていません。これは広く信じられている誤解の一つです。子供の歯ぎしりの原因は複合的なものが多く、食事内容だけで説明できるものではありません。

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子供の歯ぎしりが起こる原因・仕組みを知ろう

成長・発達に伴う自然な反応であることが多い

子供の歯ぎしりは、大人の歯ぎしりと原因が少し異なります。主な原因を以下のポイントボックスで整理します。

Point 01
歯の生え変わりと噛み合わせの調整

乳歯から永久歯へ生え変わる時期(6〜12歳ごろが目安)は、口の中の歯の高さや噛み合わせが常に変化しています。脳は無意識のうちに「新しい噛み合わせを確認する」ために歯ぎしりを起こすことがあります。これは顎の発達を助けるための自然な反応と考えられており、生え変わりが落ち着くと歯ぎしりが自然に減少するお子さまも多くいます(個人差があります)。

Point 02
ストレスや心理的な緊張

子供もストレスを感じます。幼稚園・保育園・小学校への入学、引越し、弟や妹の誕生、テストへの不安など、環境の変化や心理的な緊張が歯ぎしりとして現れることがあります。大人が「たいしたことない」と感じる出来事でも、子供にとっては大きなストレス源になり得ます。就寝中に無意識に顎に力が入ることで、歯ぎしりが起きやすくなります。

Point 03
睡眠の質・姿勢・口呼吸の影響

睡眠中の姿勢や口呼吸も歯ぎしりと関係があると言われています。鼻が詰まりやすい・アレルギー性鼻炎がある・扁桃腺が大きいといったお子さまは、口呼吸になりやすく、顎の筋肉の緊張が起きやすい状態になることがあります。また、睡眠が浅い状態で歯ぎしりが増える傾向があるとも指摘されています。睡眠環境の見直しも対処の一つになります。

乳幼児期(2〜5歳)の歯ぎしりはとくに多い

2〜5歳ごろの乳幼児は、乳歯が生え揃っていく時期でもあり、歯ぎしりが比較的よく見られます。この時期の歯ぎしりは、口の中の感覚を確かめるような本能的な行動という側面もあります。多くの場合、永久歯への生え変わりが進むにつれて自然に減少していきますが、歯の擦り減り(咬耗)が目立つ場合は早めにご相談いただくと安心です。

西小山歯科クリニックの小児歯科について

子供の歯ぎしり、放置するとどうなる?気をつけたいリスク

歯の摩耗・欠けへの影響

多くのケースでは自然におさまりますが、長期間にわたって強い歯ぎしりが続いた場合、歯の表面(エナメル質)が削られて薄くなるリスクが生じることがあります。エナメル質は一度失われると自然に回復しないため、歯が知覚過敏になったり、将来的に虫歯になりやすくなったりする可能性があります(個人差があります)。

顎・筋肉への負担

強い歯ぎしりが習慣化すると、顎の関節(顎関節)や周囲の筋肉に負担がかかります。朝起きたときに顎が疲れている・痛いという訴えが続く場合は、顎関節へのストレスが生じているサインである可能性があります。

⚠ こんな症状があれば早めに歯科へご相談を

  • 乳歯・永久歯が目に見えて削れている・欠けている
  • 毎朝顎の痛みや疲労感を訴える
  • 歯が冷たいものや甘いものでしみると言っている
  • 歯ぎしりの音が非常に大きく、日常的に続いている
  • 口を大きく開けるとカクカク音がする

子供の歯ぎしりへの対処法|自宅でできることから歯科での対応まで

自宅でできる対処法

まずは家庭でできるケアから始めてみましょう。すぐに実践できる方法を整理しました。

✅ 試してみたい対処のポイント

  • 就寝前にリラックスできる時間をつくる(絵本の読み聞かせ・ぬるめのお風呂など)
  • 睡眠環境を整える(枕の高さ・部屋の温度など)
  • 日中のストレスの原因があれば、話を聞いて気持ちを和らげる
  • 鼻詰まりが気になる場合は耳鼻科にも相談する
  • 定期的な歯科でのチェックで歯の状態を確認してもらう

⚠ やってしまいがちなNG対応

  • 眠っている最中に口を触ったり、起こしたりする(睡眠の妨げになる)
  • 「歯ぎしりをやめなさい」と叱る(無意識の行動なので効果がなく、ストレスになる)
  • 「大丈夫だろう」と長期間放置する(歯の摩耗が進む場合がある)
  • インターネットの情報だけで判断し、歯科への相談を先延ばしにする

歯科での対応:どんなことをしてもらえるの?

歯科医院では、まずお口の中の状態を確認し、歯の摩耗・噛み合わせのズレ・顎関節の状態などをチェックします。その上で、以下のような対応が行われることがあります(お子さまの状態や年齢によって異なります)。

  • 噛み合わせの確認と調整:生え変わりに伴う噛み合わせのアンバランスが原因の場合、歯の当たりを調整することで改善が期待できる場合があります。
  • マウスピース(ナイトガード)の作製:歯の摩耗が進んでいる場合や歯ぎしりが強い場合、就寝時に装着するマウスピースで歯を保護することがあります。お子さまの成長に合わせて定期的なサイズ確認が必要です。
  • 定期的な経過観察:すぐに処置が必要でないケースでも、定期的に状態を見ながら歯の変化を追っていくことが大切です。
  • 口腔内の清潔を保つサポート:歯ぎしりによる歯の消耗が進みやすい状態の歯を、虫歯から守るためのケアもあわせてご提案できます。

「様子を見ていいのか・受診すべきか」の判断が難しいときは、まず歯科医師に相談することをおすすめします。小さな疑問でも気軽に聞いていただける環境を大切にしています。

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Patient seated in a dental chair while a clinician points to a panoramic tooth X-ray displayed on a monitor. There are dental tools nearby for treatment.

西小山歯科クリニックの小児歯科へのこだわり

東京都品川区小山にある西小山歯科クリニックでは、お子さまの歯ぎしりや歯の健康に関するご相談も広くお受けしています。お子さまが歯科に対して不安や恐怖心を持たずに通い続けられる環境づくりを大切にしています。

  • 🦷 痛みに配慮した治療環境|表面麻酔・電動注射器・麻酔薬ヒーターを使用した痛みの少ない麻酔を実施しています。歯科が苦手なお子さまにも安心していただける体制です。
  • 🧒 キッズルーム完備・個室診療室|お子さま連れのご家族でも安心してお待ちいただけるキッズルームを設置しています。個室の診療室で、周囲を気にせずゆったりとご受診いただけます。
  • 🖥 わかりやすい説明|動画アニメーション(ナビック)・口腔内写真を活用して、お子さまにも保護者の方にも今の状態が伝わりやすいご説明を心がけています。
  • 📅 土日も診療・急患対応可|平日の通院が難しいご家庭のために、土曜日・日曜日も診療を行っています。また予約なしの急患対応も受け付けていますので、急に気になることが出てきた際もご相談ください。
👨‍⚕️ 長岡(歯科医師)からのコメント

「大学病院では補綴、いわゆる被せ物や入れ歯の専門的な勉強・治療を行ってまいりました。そのなかで気づいたのは、歯のトラブルを防ぐためには幼いころからのケアがとても重要だということです。お子さまの歯ぎしりは、多くの場合は成長とともに変化していきますが、早い段階でお口の状態を確認しておくことが、将来の歯の健康につながります。品川区小山の西小山歯科クリニックでは、お子さまのペースを大切にしながら、いつまでも健康な笑顔でいられるよう、治療だけでなく歯のケアをトータルでサポートできるよう努めてまいります。お気軽にご相談ください。」

よくある質問|子供の歯ぎしりについて

Q 子供の歯ぎしりはいつごろ自然に治まりますか?
A 多くのお子さまは、永久歯への生え変わりが一段落する10〜12歳ごろにかけて自然に減少・おさまる傾向があります(個人差があります)。ただし、歯の摩耗が目立つ場合や顎の症状が続く場合は、生え変わりを待たずに歯科での確認をおすすめします。
Q 子供用のマウスピースは何歳から作れますか?
A お子さまの口の大きさや成長の状況によって異なります。小学生低学年ごろから対応できるケースもありますが、成長とともにサイズが変わるため、定期的な確認・調整が必要です。まずはご来院いただき、歯科医師にご相談ください。
Q 歯ぎしりの相談だけでも受診できますか?
A もちろんです。「気になるけど治療が必要かどうかわからない」という段階のご相談も大歓迎です。東京都品川区小山の西小山歯科クリニックでは、土日も診療しており、予約なしの急患対応も受け付けています。お気軽にご来院・WEB予約をご利用ください。

📝 この記事のまとめ

  • ✅ 子供の歯ぎしりは乳幼児〜小学生にかけてよく見られる現象で、多くは成長とともに自然に変化する(個人差あり)
  • ✅ 主な原因は「歯の生え変わりによる噛み合わせの変化」「ストレス・環境の変化」「口呼吸・睡眠の質」などが挙げられる
  • ✅ カルシウム不足との直接的な関係は科学的には認められておらず、原因は複合的なものが多い
  • ✅ 歯の摩耗・顎の痛みが続く場合や、長期間改善しない場合は早めに歯科への相談を
  • ✅ 西小山歯科クリニック(東急目黒線・西小山駅徒歩3分)では土日も診療・急患対応可能。お気軽にご相談を

子供の歯ぎしりが気になったら、まずはご相談ください

「受診すべきか迷っている」という段階でも大丈夫です。品川区小山・西小山駅から徒歩3分。土日も診療中。24時間WEB予約受付中です。

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